お久しぶりですKOKIです。
完全に放置してしまっていたこのブログですが、この度少し大きなイベントがありまして、今回から更新を再開することになりました。
このサボっていた期間には実に色んなことがありまして…
- 近所にパパ友ができた(しかも全員欧米人)
- ママが100万円を当て、そのお金でグアムで挙式しました
- ちーくんが年中さんに
- 猫を飼い始めました(しかも2匹)
- コロナで勤務先の会社が傾きました
- 実の父が亡くなりました(割とこれがきっかけで更新がストップしました)
- インドネシアに住んでいた祖父が亡くなりました
- ママと一緒にe-sportsのチームの運営を始めました
- 30代に突入しました(泣)
などなどブログのネタとしてはこれまでかというくらいに盛り沢山だったのですが、更新をやめてしまったきっかけが重過ぎて、なかなか更新には前向きになれずにいました。
更新を楽しみにしてくれていた方には大変申し訳ない気持ちです。
さて、既に以前とはノリが違う文章の書き方なのでお気づきの方もいるかもしれませんが、今回ブログのタイトルにもある「人生のターニングポイント」とは、とてもネガティブなお話になります。
なので今後このブログは、以前と変わらず湘南での子育ての状況などをお伝えしつつ、メインとしてはこの"ターニングポイント"についての内容の記事になってくと思われます。
(自分でもどうなるかは分かりませんが…)
それを踏まえた上で読み進めて頂ければ幸いです。
人生のターニングポイント
2020年9月28日、私は普段と変わらず朝6時に起床し、電車で会社に向かいました。
コロナの影響もあり会社では就業開始前にアルコール検査に加え体温チェックがあります。
(航空会社勤務なのでアルコール検査があるのです...)
実は昨夜は少し寒気を感じ、早めに寝たのですが、全身が痛くあまり眠れませんでした。
そんなこともあって朝の体温チェックをパスできるか少し心配でしたが、問題なくクリア。
そのまま仕事を始めました。
そして午前の仕事が終わりを迎えようとしていた頃、全身に寒気と痛みを感じ「もしや・・・」という気持ちで体温を測ってみたところ、37.5℃でした。
勤務先では37.5℃以上の熱がある場合勤務をすることができないので、強制的に早退し、帰宅後すぐさま病院へ向かいました。
ここまでくると「コロナか???」と思う人も多いと思いますがが、コロナではありません(笑)
病院ではコロナの疑いがあるということで車で診察を受け、医師の判断のもとコロナの簡易検査を受けました。
20分程度で結果は分かり、無事陰性。
まぁこれにはシンプルに安心しました。
ただし、本題はここからです。
実は車内で問診を受けた時に
- 最近強い動悸と息切れを感じた
- それ以来すぐに息が上がるようになった
- ここ3日ほど胸のつかえがとれない
- 会社の健康診断で心電図にST上昇という所見があった
などなどを医師の方に伝えていました。
その中でも心電図の「ST上昇」というワードにビビッときたらしく、もしコロナで陰性だった場合院内に入ることができるからしっかりと検査しようと言ってくださり、結果が陰性だったことから精密検査をしてもらうことに。
心電図、血液検査、胸部CTなどを行いトータルで2時間半程度。
その時の体温は39℃を超えていたのでかなりキツかったですが、しっかりと調べてくれたことには感謝しかありません。
まさかの病名
そして検査の結果、まずは肺炎ということが分かりました。
CTにがっつり写っており、個人的には「またか...」という気持ちでした。
というのも数年前にマイコプラズマ肺炎というものを繰り返し発症しており、しかも小学生の頃には肺炎で苦しい思いをした思い出もあるので、肺炎という単語には割とうんざりしていたからです。
とりあえず薬を飲んで安静にしても4〜5日はかかるでしょうということでした。
(ただでさえ有給休暇をコロナ絡みで結構消費していたのに...)
そして肺炎の話が終わったあと、医師の方の顔が少し真剣な表情に変わりました。
「(それ切り札出すときの顔やん・・・)」
医師の方は私に手書きで病名を書いた紙を渡してきました。
「ブルガダ症候群です。」
あ、分かりづらい名前だから紙に書いてくれたのね・・・。
とか呑気なことを考えながら病気について説明を聞き始めると、かなりガチなやつであることが分かりました。
ざっくりいうとブルガダ症候群とは「突然死してしまう心臓病」で、別名「ポックリ病」とも言うそうです。
東洋人の男性の0.1~0.02%が持つ病気だそうで、見事それを引き当ててしまったということです・・・。
冒頭で話した「実の父が亡くなった」という件ですが、実は突然死でした。
53歳という若さで死因も不明ということで心不全ということで処理されたのですが、ブルガダ症候群であった可能性が非常に高いです。
そして、悲しいことにこれは男性に遺伝することがあると言われています。
父の死因がおそらくではありますが分かったことに納得を覚えながらも、同時に背筋が凍るような気持ちになりました。
自分も父と同じように若くして死ぬのか。
子供達の成長を見届けることなく自分は死んでしまうのか。
妻を悲しませ、妻に大変な人生を歩ませてしまうのか。
今夜眠りについたら、明日がこないのかもしれないのか・・・
2020年9月28日より、時限爆弾を抱えて生きる生活がスタートしました。
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