こんにちはKOKIです。
今回は父の死にまつわる不思議なお話しです。
父が亡くなったあと、父が乗っていた車を売却しようとしていた時の話なのですが…
ふと父の車のナンバーを見てみると「111」の文字が見えました。
そういえば父の車のナンバーはいつも「111」で、車を乗り換える度にわざわざ「111」にしていました。
子供の頃はなんで「1111」じゃなくて、「111」なんだろうなぁと不思議に思ったものでした。
そんなことを思い出しながらも売却の手続きを終え駐車場から家に戻ろうとしたところ、たまたま駐車場まで歩いてきた父のお兄さんがボソッと言いました。
「あいつ、自分の死ぬ日をナンバーにしとったんやな」
背筋が凍りつきました。
そうです、父の亡くなった日は11月1日だったのです。
父は自分の死を予言するかのように、ずっと昔から「111」という数字を車のナンバーにしていたのです。
日付として読めてしまうナンバーにだけは絶対にしたくない、と思った出来事でした。
(幸いにも自分の車のナンバーはランダムかつ日付としては読めないナンバーでした)
もし1111だったら
1111という数字は我が家的にはとても意味のある数字です。
なぜなら、下の子(なつくん)の誕生日が11月11日だからです。
父との最後の会話は電話越しのこんな会話でした。
「なつくんはもうそろそろ1歳だよ。年末そっち帰るから祝ってあげて」
結局1歳になるなつくんを見せることができないまま最後の別れとなってしまったのですが、111になつくんの1歳の1の数字を足すと1111。
これで父もキレイなゾロ目になることができました。
ちなみになつくんの1歳の誕生日パーティーは、父の遺影が見守る中実家でささやかに行われました。
コメントを残す